カーポートの目隠しを付けたい!種類やメリットと設置方法

農業ノウハウ

カーポートを設置しようと思ったときに、できれば周囲の視線を感じないような目隠しを設置したいと思ったことはありませんか。カーポートには目隠しになる専用のパーツがあり、その他にも目隠しを作る手段はいくつかあります。

目隠しを作ることで人目を気にせずカーポートを活用できるようになったり、設置方法によっては横からの紫外線や雨風の侵入を防げたりと、より理想的な空間に仕上がるでしょう。

この記事では、カーポートに目隠しを設置するメリットや設置するときの選択肢と、設置前に確認しておきたいポイントをご紹介します。

カーポートに目隠しをつけたい!

視線や外部からの刺激を避けられる

雨や日差しから車を守れるカーポートですが、外部と遮断される部分が屋根だけでは、横から当たる風や周囲の視線を防ぐことはできません。そのようなときに、カーポートに目隠しを設置したいと考える方も少なくないでしょう。

カーポートに目隠しを付けると強風で飛ばされた雨水や砂、飛散物などで車が傷ついてしまうことを防いだり、屋根だけでは防げなかった日差しを遮ったりといった車をより守りやすくできるメリットが生まれます。

また、壁ができることで周囲の人の視線を遮ることもでき、BBQを楽しむ際もプライベートな空間として使えるでしょう。このように、目隠しをつけることでカーポートがより使い勝手の良い空間になります。

後付けもできる

カーポートの目隠しには、柱と柱の間に設置するサイドパネルやサイドスクリーンなどがあります。これらの目隠しはオプションとして用意されていることも多く、カーポートを設置する際に付けることも少なくありません。

目隠しは後付けできるものも売られているため、設置後に目隠しを付けたくなった場合も付け足すことが可能です。この他にも上吊りの収納棚や洗濯物を干せるようにする物干しセットなど、後付け可能なオプションがあります。オプションはカーポート本体の施工時に取り付けたほうが手間も少なくスムーズですが、後から付け足したいと思った場合も設置可能なものがあるのです。

カーポートの目隠しの種類

サイドパネルカーポートに設置するタイプ
フェンス敷地を囲うなど、仕切りとして設置するタイプ
樹木木やつる植物などを使って視界を遮るタイプ

サイドパネル

サイドパネルはカーポートの柱の間に板などを設置し、壁のように見えるものです。形状は板状のものや板を並べたスクリーン状のもの、デザイン性の高いものなど複数の種類があります。素材の種類も幅広く、光を取り込むすりガラスのように見えるものや無機質なアルミなど、選択によって設置後の印象は大きく変化します。

これらの目隠しは後付けする際に、自分で購入から設置までを行えるものも多く、DIYを検討される方も少なくありません。しかし、取り付けが甘いと強風などに耐えられない可能性があるので、設置が難しいと感じたときは業者へ依頼することも検討すると良いでしょう。

フェンス

周囲の視線を遮る目的でカーポートの目隠しの設置を検討しているときは、カーポートの近くにフェンスを設置するという手段もあります。例えば、敷地を囲うようにフェンスを設置すると、必然的にカーポートの中も道路からは見えなくなるでしょう。このようにすればご近所の視線を気にすることなく庭先で過ごしたり、カーポートで焼き肉を楽しめる空間が作れます。

フェンスは素材や大きさによって価格も異なりますので、設置を検討する際は予算や規模とのバランスも考慮しましょう。また、選ぶフェンスの高さなどによって日陰の範囲も変化するので、事前に確認しておくことがおすすめです。

樹木

サイドパネルやフェンスを設置すると間仕切りの印象が強すぎるように感じられる場合は、樹木を植えてみてはいかがでしょうか。視界を妨げる位置に木や植物を植えると、景観を損なわずに目隠しができます。

植える樹木の大きさによっては下側部分が筒抜けになってしまうので、いくつかの種類を植えたり、見た目にもこだわりながら植樹すると良いでしょう。木は落葉や紅葉によって姿を変えるものもあり、フェンスと組み合わせるとつる植物なども候補となります。

選ぶ植物の種類によって和風に見える種類や洋風に見える種類など、印象も変化するので家の外観とバランスの合う種類を選ぶことがおすすめです。また、選ぶ種類によっては枝の育つ速度が早いものなどもあり、日々の管理のしやすさも変化するので、育てやすさも確認しながら選びましょう。

カーポートの目隠しを付けるときのポイント

強度を確認する

カーポートの柱の間に設置するサイドパネルなどの目隠しは、横幅が広いことからカーポートが受ける風の力も強まります。設置時の固定が緩く強度が弱いと、パネルが外れてしまうこともあるでしょう。

もしも外れてしまったパネルが飛んでしまうと周囲の建物を傷付けてしまう可能性があるので、お住いの地域にあった強度のある商品を選ぶことや、業者にしっかりと固定してもらうことがおすすめです。

設置位置を確認する

目隠しを設置するときはカーポートとの位置関係を確認し、隠したい場所が隠れるかを調べることが大切です。立地条件によっては風向きの傾向がある程度定まっている場合もあります。設置する向きによって風から受ける力の加減が変化したり、風の通りが悪くなってしまうこともあるでしょう。

また、目隠しをすることを優先しすぎてしまい、高すぎるフェンスを設置すると、庭全体が日陰になってしまうことも考えられます。どのように設置するかは設置後の環境に関わるので、慎重に確認しておくことがおすすめです。

落雪なども考慮する

台風が多い地域や豪雪地帯など、お住いの地域によって自然環境の状況は変わります。例えば豪雪地帯に住んでいて「カーポートの目隠しとして夏場にフェンスを設置したら、冬に家の屋根の落雪が当たり破損してしまった」というように、季節の変化の影響で壊れてしまうこともあるでしょう。

カーポートの目隠しを設置してから後悔しないためにも、できる限りの状況をイメージして、自宅に適した目隠しの設置を検討しましょう。

カーポートの目隠しは自分で設置も行える

メーカー品

カーポートの目隠しは、カーポートのオプションとして販売されているメーカー品があります。設置するカーポートの規格や素材にぴったりと合う商品があれば、見た目も統一感があり満足のいく仕上がりになるでしょう。

1面だけでなく2面囲いなど、メーカーによって種類もデザインも豊富で、カタログなどでデザインを確認するとイメージも湧きやすいでしょう。

DIY

カーポートの目隠しは後付けできるだけでなく、DIYで簡単に設置できるアイテムも販売されています。例えば上からぶら下げるカーテンタイプの物であれば、室内のカーテンのような要領で取り付けられます。

より本格的なものになると規格に合わせて材料の用意したり、取り付け方法を検討したりと、難易度も高くなってくるでしょう。予算と求める出来栄えを考慮しながら、DIYにするか業者へ相談するかを判断することがおすすめです。

自分でできるカーポートの目隠しの固定方法

左右の柱へ固定する

自分でカーポートの目隠しを設置する際の比較的簡単な方法としては、カーポートの柱と柱の間に目隠しを設置する方法です。柱自体はすでに設置されているカーポートのものを使うので、設置後に倒れるリスクが軽減できます。

設置しているカーポートの規格に合ったサイドパネルが手に入れば、サイズ調整を行うといった手間もなくなり、固定作業がメインとなるようなイメージで済ませられるでしょう。

カーポートを覆うように固定する

カーポート自体に固定せずにカーポートの外周を覆い隠すのであれば、新たにフェンスや柱の設置が必要になります。目隠しが強風を受けても倒れないように、しっかりと建てる必要があるので、専門知識や技術が必要になってくるでしょう。

部分的な目隠しではなく広範囲に設置したい場合は、手間も難易度も上がりますが、完成すれば周囲の視線を気にせず過ごせる空間が出来上がります。

目隠しをしたカーポートと車庫ならどっちが良いの?

カーポート・設置費用が比較的安い
・維持費が比較的安い
・開放感がある
・横からの刺激を受けてしまう
・耐久性が比較的低い
車庫・全方面を外部と遮断できて防犯対策になる
・室内のような間隔で使えて物の保管ができる
・比較的耐久性が高い
・設置費用が比較的高い
・固定資産税がかかる

カーポートのメリット

これから車の保管場所を設置しようと思っている方は、カーポートと車庫のどちらを設置するかで迷われることもあるでしょう。カーポートのメリットは、設置場所のスペースが比較的狭くても圧迫感が少なく、車の出し入れもしやすいところです。

カーポートは柱と屋根で出来ているのでそのまま通過でき、玄関前などのスペースでも通り抜けることが可能です。また、設置に使う素材も車庫に比べて少ないので、かかる費用も抑えられるでしょう。

柱に接触しないように意識すれば、車を出し入れする際に壁に車体を擦ってしまう心配もありません。低コストで雨や紫外線から車を守ることができ、設置にかかる工期も短く済みます。

車庫のメリット

車庫は屋根と壁で覆われた建物で、シャッターを下ろした状態なら外部と遮断した空間になります。雨風や雪、紫外線などから車を守れるので、駐車中の車へのダメージの心配がなくなります。

また、鍵を付けて施錠すれば防犯対策にもなり、車だけでなく替えのタイヤや自転車などの保管も可能です。壁が付いているので周囲の視線が気にならず、ガレージとして使うこともできるでしょう。

カーポートと車庫のデメリットの違い

カーポートのデメリット

カーポートは壁がない分、横からの刺激から車を守ることができません。斜めに降り注ぐ日差しや雨、強風で物が飛ばされてくる可能性もあるでしょう。このような横からの刺激で車に傷がついてしまうことや、ダメージを受けることで劣化しやすくなってしまうことも考えられます。

また、建てるカーポートの種類によって強度も異なるため、カーポート自体が積雪の重みなどに耐えられないこともあるでしょう。比較的低コストで導入できるカーポートですが、強度や素材にこだわると、価格が高くなってしまうことも少なくありません。

車庫のデメリット

カーポートに比べて設置にかかる費用が高いのは、車庫のデメリットでしょう。設置する車庫の種類によって工程は異なりますが、木造住宅のような工程で建てるとそれだけの材料費や人件費がかかります。既製品の車庫の場合もカタログなどを見ると商品代金が確認できますが、追加費用として運賃や設置にかかる費用がかかります。

そして、車庫は「土地定着性・外気分断性・用途性」を満たす建物にあたり、設置後は固定資産税の支払いが発生します。カーポートは面積によって建ぺい率の対象になることがありますが、直接的に固定資産税の対象とはならず、この部分は大きな違いでしょう。

コストがかかる車庫ですが、一度建てると車や物品の保管、そしてプライベートな空間が楽しめるしっかりとした場所として活用することが可能です。

北海道でカーポートや車庫を建てるならカミイエ農機具製作所へ!

雪の多い道北の知恵で建てられる

カーポートや車庫を建てるときは、その地域の特徴にあわせた素材や設計を選ぶことが大切です。特に北海道は積雪が多く、耐重量が低いと雪の重みで倒壊してしまう可能性があります。

北海道でカーポートや車庫の設置を検討されている方は、ぜひカミイエ農機具製作所へご相談ください。雪が多くスキーなどが盛んな上川管内で、昭和7年の創業から現在まで長い歴史を歩んでいます。

豪雪地帯ならではの雪の重みに耐えられず倒壊した建物などを目の当たりにした経験を生かし、北海道の地に適した建物の材質選びや構造を意識しています。

お客様の笑顔を第一に活動中!

車庫やカーポートをはじめとする建物は、柱が太ければ強いという分けではなく、構造が整っていることが大切です。カミイエ農機具製作所は、「建物は生きている」という概念を基に、お客様にとって最善のご提案ができるよう心掛けています。

お客様の笑顔を最優先に考え、できる限りの努力を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

問い合わせはLINEも可能

お問い合わせいただく際は、下記リンク先のお問い合わせフォームからメッセージを送信いただけます。また、フェイスブックやインスタグラムからご連絡いただくことも可能ですが、お急ぎの場合はLINEや電話をご活用ください。

お問い合わせフォームhttps://kamiienouki.com/?page_id=142
フェイスブックhttps://www.facebook.com/kamikami1002/
インスタグラムhttps://www.instagram.com/kamiienoukigu/
TEL090-1647-7981
LINE IDkami0505

カーポートや車庫の設置は道北や上川管内をメインに出張対応を行っていますが、対応できる範囲は時期によって変動します。気になる方は一度連絡いただければ、対応状況をご返答させていただきますのでご相談ください。

まとめ

比較的低コストで設置できるカーポートですが、周囲の視線や横からの刺激が気になることも少なくありません。目隠しは後付けも可能ですが、手間を減らすのであれば設置時にオプションの追加も検討しましょう。

積雪の多い北海道で車庫やカーポートの設置をご検討されている方は、ぜひカミイエ農機具製作所へご相談ください。お客様にとって最善の選択ができるようサポートさせていただきます。

タイトルとURLをコピーしました