農舎は選ぶ形状で価格も変化する!農舎の特徴や形状をご紹介

農業ノウハウ

農業を行っていると、「農舎を設置したい」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。農舎には使い道やバリエーションも複数あり、倉庫などと兼用されることもあります。

そこでこの記事では、「農舎とはどのようなものなのか」や「農舎にはどのようなバリエーションがあるのか」といった視点から、農舎の魅力をご紹介していきます。

農舎とは

収穫物の処理を行う小屋として利用されている

農舎は、一般的に収穫した農作物の選別作業などを行う際に使用される小屋を指し、さまざまな使い方ができることから、野菜などの直売所として利用されることもあります。

また、農舎として活用していた建物を改装し、カフェを営業される方もいるように、その時々の使い方が楽しめるのも魅力です。

車庫や倉庫などと兼用されることもある

農舎と聞くと、「農業専用として使用する」などのように、作業に使用するイメージが強く感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、農舎を利用されている方のなかには、家庭用の車庫や倉庫と兼用して利用されている方もいます。

車の保管だけを考慮した車庫に比べて広々とした空間を作ることで、利便性も向上できることでしょう。

農舎はバリエーションが多く選ぶ種類で価格も変わる

1階建て

農舎の形状は用途や立地に合わせて検討することで、使い勝手の良い形状に仕上げることが可能です。選択肢は家屋に近い物ではありますが、1階建ての平屋は農機具などを直接乗り上げられるのが強みでしょう。

一方で農舎内の面積を広くしたいと思うと、設置に使用する敷地面積も広くなってしまいます。周囲の土地のゆとりと相談しながら欲しい広さを確保できるかを判断すると良いでしょう。

2階建て

2階建ての農舎は1階建てに比べて使用する敷地面積が狭くなり、コンパクトに設置することが可能です。「1階は農機具の収納をメインに、2階は手作業をメインに」などのように、用途を分けることで、空間を有効活用できることでしょう。

2階へ運ぶ予定のある荷物の重さや行動する際の流れの動線なども考慮しながら、どの位置で何を行うかを検討すると良いでしょう。

張りでた屋根付き

1階や2階といったバリエーションの他に、カーポートのように張りでた屋根のあるタイプもあります。

屋外に日かげを作れるため、外作業を行う際や休憩スペースとして活用したい方などは、屋根を設置することで屋外の日よけや雨よけとしても活用できます。

農舎の屋根の形状

切妻屋根

屋根の両サイドに斜面がある切妻屋根は、四角形の建物であれば二面の屋根で作られます。積雪の多い北海道では見かける機会の多い形状となっており、雪が自然と滑り落ちやすい屋根といえます。

シンプルな形状ですが雨や雪に強い設計であることから、世界的にも用いられているケースが多いとされており、落雪のしやすさを考慮した際も後述の片流れ屋根に比べて屋根の高さを低く抑えやすい特徴があります。

片流れ屋根

片流れ屋根は、屋根の傾斜が片側のみに向かっており、一面の屋根で作られた形状です。切妻屋根に比べて屋根裏となるデッドスペースが活用しやすい特徴があり、近年は片流れ屋根の人気も高まっているようです。

一方で、軒が一面のみにしかない形状となることから、軒がない面は紫外線などの影響により劣化しやすい傾向があると言われています。近年の比較的新しい建物の雨漏りトラブルを見ると片流れ屋根は発生確率が高くなるといったデータもありますので、片流れ屋根を設置する場合は最善の配慮を行っておりますが、これらのトラブルを避けるためにも劣化状況を定期チェックしておくと良いでしょう。

その他

屋根の形状は切妻屋根や片流れ屋根の他にも、丸みのあるハウス型などのようにさまざまな種類があります。屋根の形状は建物の外観に関わるだけでなく、特徴や費用も大きく変化します。

農舎を設置する際は、屋根の形状だけでなく傾斜の向きによって「ソーラーパネルを設置したのに北向きに傾斜があるから日があまり当たらない」などのようなことも起こるケースがあるため、用途に合わせた設置が行えるように検討することがおすすめです。

北海道の農舎はカミイエ農機具製作所へおまかせ!

大自然に負けない農舎をご提案しています

カミイエ農機具製作所は、北海道の中でも積雪の多い道北を拠点として活動しています。道北は夏と冬では例年60度以上の気温差があり、冬になると雪の重みに耐えきれずに倒壊してしまう建物も少なくありません。

そのため、過酷な自然環境で耐え抜くための知識や経験を積み重ねながら、お客様にご納得いただくためのこだわりをご提供するため、日々研究しています。「北の大地に耐え抜く農舎が欲しい」と考えている方は、ぜひカミイエ農機具製作所へご相談ください。

カミイエ農機具製作所についてもっと知ろう!

カミイエ農機具製作所は昭和7年に先代が土佐内刃物として開業し、2022年2月6日に創立90年を迎えました。職人魂と今までに培った技術を引継ぎながら、現在は「お客さまの笑顔が第一!そのためなら努力を惜しまぬ!」の信念で三代目が対応しております。

ほうれん草を刈り取る農機具の「初代スリム君」は1999年に開発し、農家の収穫時期の悩みを軽減するアイテムとしてお喜びの声を頂いていました。こちらもより使い勝手が向上するように、お客様の意見を取り入れながら改良を行い、現在は「スリム君イエロー令和」としてバージョンアップしていますので、ぜひご活用ください。

まとめ

農舎は農作業を行う際に、日々の作業をより効率的に行える空間となります。1階建てや2階建て、屋根のバリエーションなどのように形状はさまざまですが、目的に合わせたものを設置して利便性を高めましょう。

北海道での農舎の設置を検討されている方は、ぜひカミイエ農機具製作所へご相談ください。出張対応が可能な地域は時期やスケジュールによって異なりますが、上川管内をベースとして幅広くの地域へご対応していますので、直近の対応状況についてはお気軽にお問い合わせください。

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