写真は1995年。今のスリム君シリーズの土台となった原型の誕生。
当時、根切り機の機械は世の中にまだ存在していなかった。
農機具を扱う深川の機械センターの方から、根切りの機械を発明してくれないかとの依頼を受けたことからこの誕生と改良の歴史がはじまった。
三輪の手押し車に、よく見ると車輪近くに普通の草刈り鎌が固定されている。
農家の人々の重労働の一つであった根切り作業の負担を少しでも減らしたい。
その思いに応えるべく先代の社長と私、弟とで昼夜問わず試行錯誤を重ねた。
中腰の作業は腰にかなりの負担を生じる。
それならば、立ちながら手押し車にして足元に鎌を固定してはどうか。
そんな発想を元にやっとの思いで形になったもがこの第1号。
果たして実際の使いごごちはどうだったのか。
また次回に続く。